【実体験】SBI証券でこどもNISAを申し込んでみた|必要書類・払出し制限・変更不可の注意点

※制度・手続き・税制は変更される可能性があります。この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。最新情報はSBI証券の公式案内でご確認ください。

2026年10月1日、SBI証券で「こどもNISA」の事前受付が始まりました。

わが家も、子どもたちの将来のお金を考えて、実際に申し込んでみました。

目次

この記事の結論

  • 申込にかかった時間は、1人目(こども口座あり)が約5分、2人目(こども口座なし)が15〜20分ほど
  • 住民票は先に取得しておくとスムーズ(僕は途中で取りに行って中断しました)
  • 今は「事前受付」。実際の口座開設は2027年1月予定
  • こどもNISAは払出しに制限があり、金融機関も変更できません

この記事では、申込前のパターン別の進め方、必要書類、実際の申込手順、払出し制限、18歳以降の枠の考え方、SBI証券を選んだ理由まで、30代・子育て会社員の目線でまとめます。

なぜ、わが家でこどもNISAを始めようと思ったのか

わが家には、子どもが2人います。こどもNISAを始めようと思った理由は、大きく3つあります。

① 子どもたちの将来のお金を、前々から積み上げたいと思っていた 

子どもたちの将来のために、少しずつお金を積み上げていきたい。以前から、そう考えていました。

② ちょうどそのタイミングで、こどもNISAの制度を知った 

そんなときに、こどもNISAという制度ができることを知りました。前から考えていたことを形にできる制度だと感じ、申し込むことにしました。

③ お金を残すだけでなく、投資や資産形成を学べる場をつくりたかった 

資産を築くだけでなく、子どもたち自身が投資や資産形成について学べる場を用意してあげたい。こどもNISAは、そのきっかけにもなると考えています。

この3つの理由から、わが家もこどもNISAを始めることにしました。ここからは、まず制度の概要から順に整理していきます。


こどもNISAとは?まず制度をざっくり確認

こどもNISAは、0〜17歳を対象とするNISA制度です。2027年1月から始まる予定で、対象商品はつみたて投資枠の対象となる一定の投資信託です。

  • 対象:0〜17歳
  • 年間投資枠:60万円
  • 非課税保有限度額:600万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 利用できるのはつみたて投資枠のみ
  • 子ども1人につき、1口座・1金融機関

制度の詳しい内容は、前回の記事で解説しています。 ↓

今は「事前受付」|実際の口座開設は2027年1月予定

今回申し込んだのは、あくまで事前受付です。「今日申し込めば今日から投資できる」わけではありません。

  1. SBI証券で事前受付を申し込む(2026年10月1日〜)
  2. SBI証券と税務署による確認
  3. 2027年1月、こどもNISA口座の開設
  4. 2027年から積立・運用をスタート

申込前に確認|あなたの家はどのパターン?

申込前に、親権者と子どもそれぞれのSBI証券口座の有無を確認しておくとスムーズです。

パターン状況進め方
①親権者口座あり・こども口座ありこどもNISAの申込画面から申込(本人確認書類をアップロード)
②親権者口座あり・こども口座なし親権者の口座にログインし、こども口座の開設を申請。その際、こどもNISAも同時に選択・申請できる
③親権者口座なしまず親権者の口座を開設。そのあとこども口座へ

※画面や手順は変更される可能性があります。申込前にSBI証券の最新の案内を確認してください。

こどもNISAの必要書類

こどもNISAの事前受付で必要になる書類は、パターンによって変わります。

こども口座をすでに持っている場合(パターン①) 申込画面から、本人確認書類をアップロードする流れです。具体的な書類は、申込画面の案内に従ってください。

こども口座を新しく開設する場合(パターン②③) SBI証券のこども口座開設では、主に次の書類が案内されています。

区分主な書類
続柄・同居確認書類住民票(世帯全員)。親権者が1人の場合は戸籍謄本(全部事項証明書)も必要
子どものマイナンバー確認書類・本人確認書類マイナンバーカード、または通知カード/住民票+本人確認書類 など
親権者の本人確認書類マイナンバーカード、健康保険資格確認書 など

住民票は、先に取っておくのがおすすめ

2人目のとき、僕は住民票をその時点で持っておらず、取りに行って一度中断しました。これから申し込む方は、先に住民票を取得してから始めると、一度で終えられます。

※書類の種類・組み合わせは状況によって異なります。必ず公式案内で最新の内容を確認してください。

SBI証券を選んだ理由|金融機関は後から変えられない

ここはかなり重要なポイントです。

こどもNISAは、成人後のNISAと違って金融機関の変更ができません。また、NISA口座で保有している投資信託を、他の金融機関のNISA口座へ移管することもできません。

だからこそ、最初の金融機関選びが大切になります。

因みに、僕がSBI証券を選んだ理由は、既にSBI証券で投資をしていて操作に慣れていること、そして口座管理がやりやすいことです。

親権者のSBI証券口座をまだ持っていない方へ

こどもNISAを始めるには、親権者側のSBI証券口座が必要です。まだ持っていない場合は、先にこちらから準備しておきましょう。

SBI証券でこどもNISAを申し込んでみた

ここからは、実際の画面を見ながら手順を紹介します。

※STEP3〜5は、こども口座がない場合(2人目のケース)の流れです。こども口座がある場合は、本人確認書類の提出だけで申込できます。

STEP1:SBI証券にログイン

まずは、SBI証券にログインします。インターネットで「SBI証券」と検索するとサイトが出てきます。

もしくは、アプリをお持ちの方はアプリからもログインできます。

STEP2:こどもNISAの事前受付画面へ

ホーム画面から、「NISA」→「こどもNISA」と進んで、事前受付画面へ行けます。

受付ボタンは、次の3つに分かれています。

  • 子どもの口座をすでに持っている方(ジュニアNISAを利用していた方など)
  • 子どもの口座はないが、親権者が口座を持っている方
  • 親権者も口座を持っていない方

自分の状況に合ったボタンを選びます。

Screenshot
Screenshot
Screenshot

STEP3:子どもの情報を入力

Screenshot

子供の情報を入力し、必要な項目を選択していきます。

入力のあとは、規約の確認、入力内容の確認を行い本人確認書類の提出画面へ進みます。

STEP4:本人確認書類を提出

本人確認の方法は、WEBアップロードか郵送の2つから選べます。僕はWEBアップロードで行いました。

必要な書類は、前の「こどもNISAの必要書類」で紹介したとおりです。

・住民票(子供と親権者の繋がりがわかるもの)

・子供の確認書類(マイナンバー、通知カード、マイナンバーが記載された住民票のいずれか)

・親権者1の本人確認書類(運転免許証、健康保険資格確認者、マイナンバーカードのいずれか)

STEP5:申込内容を確認

提出書類に不備がないか確認し、申し込みボタンを押します。

STEP6:申込完了

申し込み完了

これで、事前受付の申込は完了です。実際のこどもNISA口座の開設は、2027年1月の予定です。

実際にかかった時間

  • 1人目(こども口座あり):マイナンバーカードで書類を提出するだけで、5分ほど
  • 2人目(こども口座なし):上記の流れで、15〜20分ほど。ただし、僕は住民票を持っていなかったため、取りに行って一度中断しました

こどもNISAの最大の注意点|お金を自由に引き出せない

特に注意したいのが「払出し制限」です。

原則:0〜17歳の間は払出し不可 :子どもが0〜17歳の間は、原則として資金や投資信託を払い出すことができません。

例外:12歳以降は、一定の条件で払出し可能 12歳以降(小学6年生の1月以降)は、教育費・生活費に充てるなど使途の確認と、子ども本人の同意などの所定の手続きを行えば、払出しができます。

ここが最大の注意点 それ以外の理由で払い出すと、これまで非課税だった利益や含み益に課税され、こどもNISA口座も廃止されます。

つまり、こどもNISAは「いつでも使える子どもの貯金」ではありません。近いうちに使う予定のお金は入れない、というのが基本の考え方になりそうです。

18歳になったらどうなる?|成人NISAへ自動移行

子どもがその年の1月1日に18歳である年を迎えると、こどもNISA口座は成人後のNISA口座(つみたて投資枠)へ自動的に移行します。

資金計画で間違えやすいポイント

こどもNISAの600万円と成人NISAの1,800万円は、「別々に合計2,400万円使える」という意味ではありません。

こどもNISAで600万円を満額運用して移行した場合、成人NISAの総枠1,800万円のうち、残りの枠は1,200万円になります。

だからこそ、子どものNISAだけでなく、自分自身のNISA枠も含めて家計全体で考える必要があります。

わが家の積立プラン|優先順位と金額

僕は、まず自分のNISAと生活防衛資金を優先し、そのうえで家計に無理のない範囲で、こどもNISAに回すことにしました。

  • 積立額:子ども1人あたり月2.5万円(2人で月5万円)
  • 年間では、1人あたり30万円(年間投資枠60万円の半分)

枠を使い切ることよりも、「無理なく続けられること」を一番に考えました。

教育費として使う可能性があるお金は、こどもNISAには入れず、別で準備します。運用期間は、子どもたちが18歳を迎えたあとも見据えた長期を想定しています。

こどもNISAと贈与税|ここでは要点だけ

こどもNISAだから贈与税が非課税になるわけではありません。

親から子どもへお金を贈与する場合、暦年課税では年間110万円の基礎控除があります。ただし、最初から複数年にわたる贈与を約束している場合などは別の論点が生じるため、「毎年110万円以下なら必ず大丈夫」とは言い切れません。

また、贈与が実際に成立しているか(誰のお金で、誰が把握しているか)も重要です。

詳しくは別記事で今後解説します。高額・継続的な贈与を考えている場合は、税理士や税務署への確認をおすすめします。

No.4402 贈与税がかかる場合(令和8年4月1日現在法令等)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4402.htm

ゼロカンにも注目|信託報酬0.00%のこどもNISA専用ファンド

ゼロカンの特徴や仕組みは、前回の記事で詳しく紹介しています。この記事では、申込との関係と、SBIオールカントリーとの違いに絞って整理します。

SBI証券では、こどもNISA専用の「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド(ゼロカン)」が登場します。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指す全世界株式型のファンドで、信託報酬は年0.00%、設定日は2026年11月17日です。

ただし、信託報酬0.00%は「あらゆる費用がゼロ」という意味ではありません。監査費用や売買に伴う費用などが別途かかる場合があるため、設定後の目論見書などで最新の内容を確認したいところです。

ゼロカンとSBIオールカントリーの違い

同日に設定される「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド(SBIオールカントリー)」は、ゼロカンと同じマザーファンドを主な投資対象とする全世界株式型です。

項目ゼロカンSBIオールカントリー
購入できる口座積立購入はこどもNISAに限られるNISA口座・課税口座など幅広い口座
信託報酬(年率)0.00%0.055%(税込)
18歳以降保有分は成人NISAで継続保有でき、信託報酬0.00%のまま。新規購入は不可成人後も新規購入・積立が可能

わが家はゼロカンを買う予定です。

ゼロカンを選ぶ理由は、信託報酬が0.00%だからです。同じ全世界株式型のSBIオールカントリーも選べますが、こどもNISAなら、よりコストの低いゼロカンを選びます。無期限で長く持ち続ける前提の制度なので、コストはできるだけ抑えたいと考えました。

積立額は、前の「わが家の積立プラン」のとおり、子ども1人あたり月2.5万円です。設定後に目論見書で費用を確認したうえで、実際の購入に進む予定です。

こどもNISAを始める前に、わが家が考えたこと

  • 600万円は、成人NISA1,800万円とは別枠ではない(移行後の残りは1,200万円)
  • 0〜17歳は原則として払出しできない
  • 12歳以降は、条件を満たせば教育費・生活費などで払出し可能
  • こどもNISAは金融機関を変更できないため、最初の証券会社選びが重要
  • NISAを使うことと、贈与税が非課税になることは別問題
  • 投資なので元本割れの可能性がある

まとめ|わが家もこどもNISAを始めます

こどもNISAは、子どもたちの将来のお金を積み上げながら、投資や資産形成を学ぶきっかけにもなる、魅力的な制度だと感じています。一方で、払出し制限、金融機関の変更不可、成人NISAへ移行したあとの枠の考え方など、申し込む前に知っておきたいポイントもあります。

申込そのものは、書類さえ揃っていれば5分ほどで終わります。迷ったら、まず住民票の準備から始めてみてください。

今後も、わが家ではこどもNISAを実際に運用し、積立額や運用状況もブログで公開していきます。

これからも、もちもちのサイドFIRE達成までの道のりをご覧ください。

  • 【資産公開】30代会社員の総資産1,198万円|投資額・保有銘柄・年間配当金を公開

Xでも更新情報を発信しています ↓

今後公開予定

  • こどもNISAと贈与税|年間110万円の考え方と注意点
  • こどもNISAでゼロカンを実際に買ってみた
  • こどもNISAの運用実績・評価額・積立額

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