「投資信託って何?」
「株とは何が違うの?」
「投資初心者でも投資信託を始められる?」
「たくさん種類があるけど、どうやって選べばいい?」
NISAをきっかけに投資を始めようとすると、「投資信託」という言葉を目にする機会が増えてきます。
私自身も投資を始めたばかりの頃は、
「投資信託って、結局何なの?」
という状態でした。
しかし、仕組みを理解してみると、投資信託はそれほど難しいものではありません。
投資信託は、たくさんの投資家から集めたお金をまとめて、株式や債券などに投資する金融商品です。
この記事では、投資初心者の方に向けて、
- 投資信託とは何か
- 投資信託の仕組み
- 投資信託のメリット
- 投資信託のデメリット・リスク
- 株式投資との違い
- インデックス投資との違い
- 投資信託の選び方
- NISAで投資信託を購入する方法
- 私が投資信託を活用している理由
について、できるだけわかりやすく解説します。
この記事でわかること
この記事では、
①投資信託とは何か
②投資信託の仕組み
③投資信託のメリット・デメリット
④株式投資やインデックス投資との違い
⑤投資信託を選ぶときのポイント
について解説します。
「投資を始めたいけど、投資信託がよくわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。


投資信託とは?
投資信託とは、
投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品
です。
簡単にイメージすると、
みんなのお金をまとめる
↓
大きな資金になる
↓
運用会社がさまざまな資産に投資する
↓
運用成果が投資家に反映される
という仕組みです。
金融庁も、投資信託は投資家から集めた資金をまとめ、運用の専門家が国内外の株式や債券などに投資する商品と説明しています。
投資信託の仕組みを簡単に解説
例えば、100人の投資家がそれぞれ1万円ずつ投資したとします。
すると、
1万円 × 100人 = 100万円
の資金が集まります。
この資金を使って、投資信託は株式や債券などに投資します。
投資先の価格が上昇すれば、投資信託の基準価額も上昇する可能性があります。
反対に、投資先の価格が下落すれば、投資信託の基準価額も下落する可能性があります。
つまり、
投資信託を購入することで、複数の資産へまとめて投資できる商品がある
ということです。
ただし、投資信託によって投資対象は大きく異なります。
株式に投資するものもあれば、債券や不動産などに投資するものもあります。
そのため、
「投資信託なら全部同じ」
というわけではありません。
投資信託はどうやって利益が出る?
投資信託では、主に投資対象の価格変動によって利益や損失が発生します。
例えば、10万円で購入した投資信託が、
10万円
↓
12万円
になった場合、単純計算では2万円の評価益です。
反対に、
10万円
↓
8万円
になれば、2万円の評価損になります。
投資信託は預金とは違い、元本が保証されている商品ではありません。
投資対象の価格が下落すれば、購入した金額を下回る可能性があります。
投資信託の3つのメリット
投資信託には、投資初心者にとって魅力的な特徴があります。
①少額から投資を始めやすい
投資信託は、個別株などと比較して少額から投資しやすい商品が多くあります。
そのため、
「いきなり大きなお金を投資するのは不安」
という方でも、少額から投資を始めるという選択肢があります。
金融庁も、投資信託の特徴として「少額から投資可能」であることを挙げています。
②分散投資しやすい
投資信託の大きなメリットの一つが、
分散投資しやすいこと
です。
例えば、1社の株式だけに投資した場合、その企業の業績が悪化すると、資産にも大きな影響が出る可能性があります。
一方、複数の企業や資産に投資する投資信託を選べば、投資先を分散できます。
例えば、
1つの商品を購入する
↓
複数の企業・地域などへ投資
という形にできる商品があります。
ただし、どの程度分散されるかは投資信託によって異なります。
そのため、
「何に投資している投資信託なのか」
を確認することが大切です。
③運用を専門家に任せられる
投資信託では、運用会社が投資方針に沿って資産を運用します。
個人が、
「この企業を買おう」
「この債券を売ろう」
と一つひとつ判断する必要がない商品もあります。
仕事や家事などで忙しい会社員にとって、
投資にかける時間を抑えながら資産形成を続けやすい
ことは、大きなメリットだと私は感じています。
投資信託のデメリット・リスク
もちろん、投資信託にもデメリットがあります。
投資を始める前に、リスクもしっかり理解しておきましょう。
①元本保証ではない
投資信託で最も重要なのが、
元本保証ではない
ということです。
例えば10万円を投資して、
10万円
↓
7万円
となる可能性もあります。
投資対象の価格が大きく下落すれば、さらに資産価値が下がることもあります。
そのため、
「投資信託=安全」
と考えてはいけません。
投資信託は預金とは異なり、元本割れする可能性があります。
②手数料がかかる
投資信託には、商品によってさまざまな費用があります。
代表的なのが、
購入時手数料
信託報酬
信託財産留保額
などです。
ただし、すべての投資信託に同じ費用がかかるわけではありません。
例えば、購入時手数料が無料の商品もあります。
特に長期投資では、保有期間中にかかるコストである信託報酬などの運用コストを確認することが重要です。
信託報酬は運用会社だけでなく、販売会社や信託銀行などにも支払われます。
③投資先によってリスクが違う
「投資信託ならリスクが低い」
とは限りません。
例えば、
株式中心の投資信託
と
債券中心の投資信託
では、値動きの大きさが異なる場合があります。
また、
- 国内資産
- 海外資産
- 新興国
- 株式
- 債券
- REIT
など、どこに投資するかによってもリスクやリターンの特徴が変わります。
そのため、
「投資信託かどうか」だけではなく、「何に投資しているのか」
を見ることが大切です。
投資信託と株式投資の違い
投資初心者が混乱しやすいのが、
「投資信託と株って何が違うの?」
という点です。
簡単に比較すると、以下のようになります。
| 投資信託 | 個別株 | |
|---|---|---|
| 投資対象 | 複数の資産など | 特定の企業 |
| 分散投資 | 商品によって可能 | 自分で行う |
| 運用 | 運用会社が行う | 自分で銘柄を選ぶ |
| 少額投資 | しやすい商品が多い | 株価による |
| 配当金 | 商品による | 企業による |
| 株主優待 | 基本的になし | 企業による |
| 元本保証 | なし | なし |
個別株では、自分で企業を選んで投資します。
一方、投資信託では、商品ごとに決められた投資方針に基づいて、複数の資産などへ投資します。
そのため、
「自分で企業を選ぶのが難しい」
という方にとって、投資信託は検討しやすい選択肢の一つです。
投資信託とインデックス投資の違い
ここは非常に重要です。
以前の記事で「インデックス投資」について解説しましたが、
投資信託とインデックス投資は同じものではありません。
投資信託は、
「金融商品」
です。
一方、インデックス投資は、
「特定の指数に連動する運用成果を目指す投資方法」
です。
つまり、
インデックス投資という方法で、インデックス型の投資信託を購入する
ことができます。
例えば、
S&P500に連動することを目指す投資信託
や、
全世界株式の指数に連動することを目指す投資信託
などがあります。
また、投資信託にはインデックス型だけでなく、アクティブ型の商品もあります。
この違いを理解すると、
「投資信託」と「インデックス投資」を混同しにくくなります。

投資信託にはどんな種類がある?
投資信託には、さまざまな種類があります。
例えば、
国内株式型
日本の株式を中心に投資するタイプです。
海外株式型
米国や欧州など、海外の株式を中心に投資するタイプです。
全世界株式型
世界各国の株式へ幅広く投資するタイプです。
債券型
国内外の債券を中心に投資するタイプです。
バランス型
株式や債券など、複数の資産を組み合わせて投資するタイプです。
このほかにも、さまざまな投資対象や運用方針の商品があります。
そのため、
「投資信託なら何でもいい」
というわけではありません。

投資信託の選び方|初心者が確認したい5つのポイント
投資信託は種類が多いため、初心者の方は何を基準に選べばいいのか迷うと思います。
私は、まず次の5つを確認することをおすすめします。
①何に投資しているか
最初に確認したいのが、
「この投資信託は何に投資しているのか?」
です。
株式なのか。
債券なのか。
日本なのか。
米国なのか。
全世界なのか。
まずは投資対象を確認しましょう。
②どの指数に連動するのか
インデックス型の投資信託を選ぶ場合は、
「どの指数への連動を目指しているのか」
を確認します。
例えば、
- S&P500
- TOPIX
- 日経平均株価
- MSCI ACWI
などがあります。
同じ「インデックス投資」でも、連動する指数によって投資対象は大きく異なります。
③信託報酬などのコスト
長期投資では、コストも重要です。
特に確認したいのが、
信託報酬
です。
信託報酬は投資信託を保有している期間中にかかる費用です。
長期間保有する場合、コストの差が積み重なるため、確認しておきましょう。
④純資産総額
純資産総額とは、簡単にいうと、
その投資信託が保有している資産の規模
です。
投資信託を選ぶときには、純資産総額だけで判断するのではなく、商品の特徴や運用方針などと合わせて確認しましょう。
⑤自分の投資目的に合っているか
最も重要なのは、
「自分の目的に合っているか」
です。
例えば、
「老後の資産形成をしたい」
「10年以上の長期投資をしたい」
「値動きをできるだけ抑えたい」
など、人によって目的は違います。
人気ランキングだけで決めるのではなく、
自分が何のために投資するのか
を考えて選ぶことが大切です。
金融庁も、投資信託を選ぶ際には、自分の投資方針を決めたうえで商品の特徴やリスク、費用などを確認することが重要だと説明しています。
NISAで投資信託を購入する
投資信託を使って資産形成をするなら、NISAも知っておきたい制度です。
NISAは、投資によって得られる利益が一定の範囲で非課税になる制度です。
NISAでは、対象となる投資信託などを購入できます。
そのため、
長期的な資産形成 × NISA × 投資信託
という組み合わせを検討する人も多くいます。
ただし、NISAで購入できる商品には条件があります。
また、NISAだからといって投資信託の価格下落リスクがなくなるわけではありません。
NISAは「税金の制度」
であり、
投資信託は「金融商品」
です。
ここも混同しないようにしましょう。

もちもちが投資信託を活用している理由
私自身も、資産形成の土台として投資信託を活用しています。
投資を始めた頃は、
「どの会社の株を買えばいいのか?」
を自分で判断することに難しさを感じていました。
そこで、
「複数の企業へ分散して投資できる商品を活用する」
という考え方を取り入れるようになりました。
現在は、
インデックス投資を資産形成の土台にする
↓
NISAなどの制度を活用する
↓
必要に応じて配当金投資などを組み合わせる
という考え方で資産形成を続けています。
私が大切にしているのは、
「一番儲かる商品を探すこと」
ではありません。
普通の会社員でも、
無理なく長く続けられる資産形成の仕組みを作ること
を大切にしています。
投資信託は初心者に向いている?
私は、
投資信託は投資初心者が検討しやすい金融商品の一つ
だと考えています。
その理由は、
- 少額から始めやすい
- 分散投資しやすい商品がある
- 運用を専門家に任せられる
- 積立投資に活用しやすい
- NISAなどの制度と組み合わせられる
といった特徴があるからです。
ただし、
「投資信託なら必ず儲かる」
わけではありません。
投資信託にも価格変動があり、元本割れする可能性があります。
また、商品によって投資対象やリスク、コストも異なります。
そのため、
「初心者だから投資信託を買う」
ではなく、
「自分の目的に合った投資信託を選ぶ」
ことが重要です。
まとめ|投資信託は「分散投資をしやすい金融商品」

今回は、
「投資信託とは何か?」
について解説しました。
投資信託とは、
投資家から集めたお金をまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資する金融商品
です。
投資信託には、
①少額から始めやすい
②分散投資しやすい商品がある
③運用を専門家に任せられる
というメリットがあります。
一方で、
「元本保証ではない」
「価格が下落する可能性がある」
「手数料などのコストがかかる」
といった注意点もあります。
また、
投資信託=金融商品
インデックス投資=投資方法
という違いも覚えておきましょう。
投資信託を選ぶときには、
①何に投資しているか
↓
②どの指数に連動するのか
↓
③どれくらいコストがかかるのか
↓
④純資産総額などの商品情報
↓
⑤自分の投資目的に合っているか
を確認することが大切です。
私自身は、
インデックス投資を資産形成の土台にする
↓
NISAなどの制度を活用する
↓
必要に応じて配当金投資などを組み合わせる
という考え方で、サイドFIREを目指しています。
投資で大切なのは、
「人気の商品を買うこと」
ではありません。
自分の生活や目標、リスク許容度に合った商品を選び、
無理なく長く続けられる資産形成の仕組みを作ること。
これが、普通の会社員が資産形成を続けるうえで大切だと私は考えています。


次に読むなら「インデックス投資とは?」
投資信託について理解したら、次は、
「インデックス投資とは何なのか?」
を知っておくと、さらに投資への理解が深まります。
インデックス投資は、特定の指数に連動する運用成果を目指す投資方法です。
「インデックス投資とアクティブ投資は何が違うの?」
「インデックス投資にはどんなメリットがあるの?」
「初心者でも始めやすい?」
といった疑問について、初心者向けに詳しく解説しています。
→ インデックス投資とは?アクティブ投資との違い・メリットと注意点を初心者向けに解説



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