「会社を完全に辞めるFIREは難しそう」
「でも、今より自由な働き方をしたい」
「できれば40代くらいから、働く時間を減らしたい」
そんな人に知ってほしいのが、サイドFIREという選択肢です。
サイドFIREとは、投資などから得られる資産収入だけで生活するのではなく、資産収入+労働収入を組み合わせながら、働く時間や働き方を自由にしていく考え方です。
私自身も、普通の会社員として働きながら、40代でのサイドFIREを目標に資産形成を続けています。
ただ、サイドFIREを目指すなら、
「とにかく投資をすればいい」
というわけではありません。
大切なのは、
①生活費を把握する
↓
②必要な資産額を考える
↓
③長期的に投資を続ける
↓
④入金力を高める
↓
⑤サイドFIRE後の収入を作る
という流れです。
この記事では、私がサイドFIREを目指す中で重要だと考えている5つのポイントを紹介します。


サイドFIREとは?
まず、サイドFIREについて簡単に確認しておきましょう。
FIREとは、
Financial Independence, Retire Early
の頭文字を取った言葉です。
経済的自立を達成し、会社などに縛られない働き方を目指す考え方です。
その中でもサイドFIREは、完全に仕事を辞めるのではなく、
資産収入+労働収入
で生活するスタイルです。
例えば、毎月の生活費が25万円だったとします。
投資から毎月15万円を確保できれば、残り10万円を労働収入で補うという考え方ができます。
つまり、
「投資だけで生活できる資産を作らなければFIREできない」
というわけではありません。
働くことで得られる収入を組み合わせることで、必要な資産額を抑えられる可能性があります。
だからこそ、普通の会社員にとってもサイドFIREは現実的な選択肢になり得ると私は考えています。

① まずは自分の生活費を把握する
サイドFIREを目指すなら、最初にやってほしいのが、
「自分はいくらあれば生活できるのか?」
を把握することです。
これは非常に重要です。
なぜなら、必要な資産額は生活費によって大きく変わるからです。
例えば、毎月の生活費が、
- 月15万円
- 月20万円
- 月25万円
- 月30万円
では、必要になる資産額も変わります。
さらに、サイドFIREでは労働収入を組み合わせるため、
「生活費-サイドFIRE後の労働収入」
を考えることが重要です。
例えば、
生活費:25万円
サイドFIRE後の労働収入:10万円
なら、
不足する金額は月15万円
です。
この15万円を資産収入などで補うことを考えます。
そのため、最初から「5,000万円必要」「1億円必要」と決めつける必要はありません。
まずは、
自分の生活費を知ること。
ここがサイドFIREへの第一歩です。
家計管理では、収入と支出を把握して収支を管理することが基本になります。金融庁も、資産形成を考えるうえで家計管理とライフプランニングを重要な要素として挙げています。
② サイドFIREに必要な資産額を逆算する
生活費が分かったら、次に考えるのが、
「いくら資産があればサイドFIREできるのか?」
です。
ここで重要なのが、
必要資産額は人によって違う
ということです。
例えば、毎月の生活費が25万円でも、
サイドFIRE後に月10万円働ける人と、
月5万円しか働かない人では、
必要な資産額は変わります。
そのため、
生活費だけで必要資産額を決めるのではなく、サイドFIRE後の収入も含めて考える
ことが大切です。
必要資産額を考える方法の一つとして、4%ルールがあります。
4%ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。👇

ただし、4%という数字を「絶対に安全な数字」と考えるのはおすすめしません。
投資には価格変動があり、将来のリターンも保証されていないからです。
そのため、
4%ルール=必要資産額を考えるための一つの目安
として利用するのがいいでしょう。
③ 長期・積立・分散を意識して投資を続ける
サイドFIREを目指すには、資産を長期的に育てていく必要があります。
そこで私が重視しているのが、
長期・積立・分散
です。
金融庁も資産形成の基本として、長期・積立・分散投資を紹介しています。投資には元本割れの可能性がありますが、長期・積立・分散によってリスクと付き合いながら資産形成を目指す考え方が示されています。
私自身も、新NISAを活用しながら、
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
などのインデックスファンドを中心に資産形成をしています。
もちろん、投資に正解はありません。
重要なのは、
「自分の目的に合った投資を、無理なく長く続けられる仕組みを作ること」
です。
短期間で大きな利益を狙うよりも、途中で投資をやめてしまわないことを私は大切にしています。
④ 入金力を高める
資産形成では、
運用利回りだけに頼らない
ことも重要です。
なぜなら、投資元本が大きくなるほど、資産形成のスピードに違いが出てくるからです。
例えば、
毎月3万円を投資する人と、
毎月8万円を投資する人では、
長期間になるほど投資元本に大きな差が生まれます。
そのため、サイドFIREを目指すなら、
「どうやって入金力を高めるか?」
を考えることも大切です。
具体的には、
- 本業の収入を増やす
- 転職で年収を上げる
- 資格を取得する
- 副業を始める
- 固定費を見直す
- 不要な支出を減らす
などがあります。
ただし、
「節約だけを頑張る」
必要はありません。
収入を増やすことと支出を最適化すること。
この両方を意識する方が、長く続けやすいと考えています。

⑤ サイドFIRE後の収入源を考えておく
ここが、サイドFIREと完全FIREの大きな違いです。
サイドFIREでは、
「働くことを完全にやめる必要がない」
というメリットがあります。
例えば、
- 週5日勤務 → 週3日勤務
- フルタイム → 時短勤務
- 会社員 → 業務委託
- 本業+副業
- 好きな仕事を少ない時間だけする
など、自分に合った働き方を選択できます。
サイドFIREでは、
「資産をいくら作るか」だけでなく、「サイドFIRE後にいくら稼ぐか」
も重要です。
例えば、
毎月25万円必要な人が、
月10万円の労働収入を得られるなら、
資産などから補う必要があるのは月15万円です。
この差は非常に大きいです。
だから私は、
資産形成と収入源づくりを同時に進める
ことがサイドFIREへの近道だと考えています。
私が実践している資産形成
ここまで紹介した内容を踏まえて、私自身は現在、
「資産を増やす」
ことと、
「将来のキャッシュフローを作る」
ことの両方を意識しています。
資産形成では、
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
などを活用。
一方で、キャッシュフローについてはETFなども活用しています。
私がJEPQへの投資を始めたのも、将来的なキャッシュフローを意識しているからです。
ただし、
「分配金が多い=優れた投資商品」
というわけではありません。
分配金には変動がありますし、値上がり益を重視する投資とは目的が異なります。
そのため、
資産成長を狙う投資
と
キャッシュフローを作る投資
を、自分の目的に合わせて使い分けることが大切だと考えています。


サイドFIREを目指すなら「5つ」を意識しよう
ここまでの内容をまとめます。
サイドFIREを目指すために重要だと考えているのは、次の5つです。
① 生活費を把握する
まずは、
「自分はいくらあれば生活できるのか?」
を知る。
② 必要な資産額を逆算する
生活費だけでなく、
サイドFIRE後の労働収入
も考えて必要資産額を決める。
③ 長期・積立・分散を意識する
短期的な値動きに振り回されず、長期的な資産形成を目指す。
④ 入金力を高める
節約だけではなく、
収入を増やすこと
も考える。
⑤ サイドFIRE後の収入源を作る
「いくら資産を作るか」だけではなく、
「サイドFIRE後にどう働くか」
まで考える。
サイドFIREは「5,000万円あれば達成」ではない
サイドFIREについて調べていると、
「FIREには5,000万円必要」
「1億円ないと無理」
といった情報を見かけることがあります。
しかし、私はそこにこだわりすぎる必要はないと考えています。
大切なのは、
自分の生活費
と
サイドFIRE後の収入
です。
例えば、
生活費が月25万円でも、
サイドFIRE後に月15万円を働いて得られるなら、
不足するのは月10万円です。
一方で、完全に仕事を辞めて月25万円をすべて資産から賄うなら、より大きな資産が必要になります。
つまり、
「何万円あればサイドFIREできるか」ではなく、「自分はどんな生活をしたいのか」から逆算する
ことが重要です。
私自身も、最初から「○億円あれば自由」と考えているわけではありません。
自分が送りたい生活を考え、そのために必要な資産と収入を少しずつ作っています。
まとめ|サイドFIREは「資産×収入」で考える

サイドFIREを目指すうえで、私が重要だと考えているポイントは、
①生活費を把握する
↓
②必要な資産額を逆算する
↓
③長期・積立・分散で投資を続ける
↓
④入金力を高める
↓
⑤サイドFIRE後の収入源を考える
です。
サイドFIREは、
「投資だけで生活できる資産を作ってから仕事を辞める」
という考え方だけではありません。
むしろ、
資産を育てながら、働き方も少しずつ変えていく。
そんな考え方もできます。
普通の会社員でも、いきなり大きな資産を作る必要はありません。
毎月の支出を見直す。
少しずつ投資する。
入金力を高める。
そして、将来の働き方を考える。
この積み重ねが、サイドFIREへの道につながっていくと私は考えています。
私自身も、40代でのサイドFIREを目標に、これからも資産形成を続けていきます。
「普通の会社員でも再現できる資産形成」
をテーマに、実際の資産形成や投資について発信していきます。
一緒に、少しずつ自由な働き方を目指していきましょう。
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