はじめに

私は普通の会社員として働きながら、40代でのサイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指し始めた頃、私には分からないことがたくさんありました。
「サイドFIREにはいくら必要なんだろう?」
「毎月いくら投資すればいいんだろう?」
「自分は何歳で達成できるんだろう?」
最初は、ただ「資産を増やせばいい」と考えていました。
でも、実際に資産形成を続けていく中で分かったのは、
大切なのは「いくらあればサイドFIREできるか」を自分の生活に合わせて考えること
でした。
この記事では、私自身が40代でのサイドFIREを目指す中で考えている、
- サイドFIREに必要な資産額
- 必要資産の計算方法
- 4%ルールの考え方
- 目標金額の決め方
- 投資額と運用期間の考え方
- 私自身の最終目標5,000万円
について、できるだけ分かりやすく解説します。




サイドFIREとは?
まず、サイドFIREとは何でしょうか。
一般的なFIREは、資産から得られる運用益などによって生活費をまかない、会社員などの労働収入に頼らず生活することを目指します。
一方、サイドFIREは、
資産から得られる収入+少しの労働収入
で生活していく考え方です。
例えば、
月20万円の生活費が必要だとして、
- 投資資産から月10万円
- 労働収入から月10万円
という形にできれば、生活費のすべてを資産だけでまかなう必要はありません。
これがサイドFIREの大きな魅力だと私は考えています。
「完全に仕事を辞める」
だけがFIREではありません。
働く時間を減らしたり、好きな仕事を続けたりしながら、資産からも収入を得る。
そんな柔軟な働き方を目指せるのがサイドFIREです。

サイドFIREに必要な資産はいくら?
結論から言うと、
人によって必要な金額は違います。
生活費も違えば、サイドFIRE後にどれくらい働くかも違うからです。
そこで私は、
年間で不足する生活費 ÷ 取り崩し率
という考え方で必要資産を考えています。
例えば、
- 毎月の生活費:20万円
- サイドFIRE後の労働収入:月10万円
だった場合、
20万円-10万円=10万円
毎月10万円を資産から補う必要があります。
年間では、
10万円×12ヶ月=120万円
です。
仮に4%を一つの目安として考えると、
120万円÷4%
=3,000万円
となります。
つまり、
生活費20万円・労働収入10万円なら、3,000万円が一つの目安
になります。
ただし、これはあくまでシミュレーション上の目安です。
4%ルールは将来の資産が必ず残ることを保証するものではありません。
4%ルールとは?
サイドFIREやFIREについて調べると、「4%ルール」という言葉をよく見かけます。
4%ルールとは、簡単に言えば、
投資資産の約4%を年間の生活費として取り崩す
という考え方です。
例えば、
3,000万円×4%
=120万円
年間120万円。
月換算すると、
120万円÷12ヶ月
=10万円
です。
つまり3,000万円の資産があれば、4%を目安にすると年間120万円、月10万円程度を資産から補う計算になります。
ただし、4%ルールは「4%なら絶対に大丈夫」という意味ではありません。
元々の4%ルールは過去の米国市場データをもとにした研究が出発点であり、現在の市場環境や運用期間によって結果は変わります。
また、Morningstarの2025年研究では、30年間・90%の成功確率を前提としたベースケースで、開始時の安全な取り崩し率を3.9%としています。
そのため私は、
4%を絶対的な答えではなく、必要資産を考えるための「目安」
として使っています。

生活費から必要資産を計算してみる
では、実際に計算してみます。
ここでは、サイドFIRE後に生活費の半分を労働収入で補うケースを考えます。
| 毎月の生活費 | 労働収入 | 資産から補う金額 | 4%で計算した必要資産 |
|---|---|---|---|
| 15万円 | 7.5万円 | 7.5万円 | 2,250万円 |
| 20万円 | 10万円 | 10万円 | 3,000万円 |
| 25万円 | 12.5万円 | 12.5万円 | 3,750万円 |
| 30万円 | 15万円 | 15万円 | 4,500万円 |
このように考えると、
「FIREには5,000万円必要」
と一律に考える必要はありません。
自分の生活費と、サイドFIRE後にどれくらい働くかによって必要資産は変わります。

重要なのは「生活費」だけではない
ここで、もう一つ大切なことがあります。
サイドFIREを考えるとき、
「いくら使うか」だけではなく「いくら稼ぐか」も重要
です。
例えば年間生活費が300万円だったとしても、
年間100万円の労働収入があれば、
300万円-100万円
=200万円
を資産から補えばいいことになります。
4%を目安にすると、
200万円÷4%
=5,000万円
です。
一方で、年間150万円の収入を得られるなら、
300万円-150万円
=150万円
150万円÷4%
=3,750万円
となります。
つまり、
サイドFIREでは「資産を増やす」だけでなく「必要な生活費を減らす」「働いて得る収入を残す」ことも大きな戦略
になります。

私のサイドFIREの最終目標は5,000万円
ここからは、私自身についてです。
私は現在、40代でのサイドFIREを目指しています。
そして、最終的な資産目標を、
5,000万円
に設定しています。
「5,000万円あれば絶対にサイドFIREできる」
という意味ではありません。
私の場合は、
5,000万円という資産を土台にして、働く時間を減らしながら生活の自由度を高めたい
と考えています。
5,000万円という金額を目標にすることで、
「あとどれくらい必要なのか」
「毎月どれくらい投資すればいいのか」
「今のペースで間に合うのか」
を数字で確認できます。


3,000万円は中間目標
私にとって、5,000万円が最終目標ですが、
3,000万円は非常に重要な中間目標
だと考えています。
例えば、生活費20万円でサイドFIRE後に月10万円程度の収入を得る場合、
年間の不足額は120万円。
4%を目安にすると、
120万円÷4%
=3,000万円
となります。
もちろん実際には税金、社会保険料、インフレ、相場変動なども考える必要があります。
それでも、
「3,000万円」という数字は、自分の働き方を変えるための一つの目安
になります。
その先に、
5,000万円という最終目標
を置いています。
目標金額を決める4つのステップ
サイドFIREを目指すなら、私は次の4つを決めることをおすすめします。
①生活費を把握する
まず、
自分はいくらあれば生活できるのか
を把握します。
毎月20万円必要なのか。
15万円で生活できるのか。
25万円必要なのか。
ここが分からなければ、必要資産も計算できません。
②サイドFIRE後の収入を考える
次に、
サイドFIRE後もどのくらい働くのか
を考えます。
例えば、
- 月5万円
- 月10万円
- 月15万円
では、必要な資産額が大きく変わります。
サイドFIREの魅力は、
「完全に働かなくてもいい」
ということ。
自分が無理なく続けられる仕事や収入源を残すことで、必要資産を大きく下げられる可能性があります。
③必要資産を計算する
次に、
年間生活費-年間労働収入
を計算します。
そして、その不足額を取り崩し率で割ります。
基本的な考え方は、
(年間生活費-年間労働収入)÷取り崩し率
です。
4%を使う場合は、
(年間生活費-年間労働収入)÷0.04
となります。
ただし、サイドFIREを長期間続ける場合は、より慎重に3%台など複数のケースで確認しておくと安心です。

目標達成までのシミュレーション方法
必要資産が決まったら、
次に考えるのが、
「いつ達成できるのか」
です。
ここでは、
- 現在の資産
- 毎月の投資額
- 想定利回り
- 投資期間
の4つを使ってシミュレーションします。
例えば、
現在の資産:500万円
毎月の投資額:5万円+α
想定利回り:年4%
という条件で考えます。
もちろん、実際の投資では毎年4%で増えるわけではありません。
上がる年もあれば、下がる年もあります。
だからこそ、私はシミュレーションを、
「未来を当てるもの」ではなく「目標までの距離を確認するもの」
として使っています。
私が実践している資産形成
私自身は、
NISAを活用しながら、オルカンやS&P500などのインデックス投資を中心に資産形成
をしています。
そして最近は、JEPQなどを活用して、
資産形成だけではなく、キャッシュフローについても考える
ようになりました。
ただし、
「資産を増やすこと」と「配当・分配金を受け取ること」は同じではありません。
資産形成では、
長期的に資産を成長させること
を重視。
一方でサイドFIREを考える段階では、
毎月のキャッシュフローをどう作るか
も重要になります。
この2つを分けて考えることが、私は大切だと思っています。

サイドFIREを早める3つの方法
サイドFIREまでの期間を短くする方法は、基本的に3つです。
①支出を減らす
最も分かりやすい方法です。
生活費が下がれば、
必要な資産額も下がります。
例えば、年間生活費が300万円から240万円になれば、それだけ資産から補う金額も少なくなります。
ただし、
「とにかく節約する」
という考え方ではありません。
私が大切だと思っているのは、
満足度の低い支出を減らして、資産形成に回すこと。
無理な節約を何十年も続けるのではなく、継続できる方法を探すことが重要です。

②入金力を上げる
次に、
毎月投資できる金額を増やすこと。
例えば、
月5万円を投資する人と、
月10万円を投資する人では、
長期になるほど差が大きくなります。
昇給や副業、転職などによって収入を増やし、
生活水準を必要以上に上げず、
増えた収入の一部を投資に回す。
これが資産形成を加速させる方法の一つです。

③投資期間を長くする
最後は、
時間を味方につけること。
投資では複利の効果があります。
短期間で大きな利益を狙うのではなく、
長い時間をかけて資産を育てていく。
私はこの方法を大切にしています。
「今すぐ大きな資産を作らなければいけない」
と考えるより、
10年、15年、20年という時間を味方につける
ことを意識しています。
サイドFIREは「5,000万円を作れば終わり」ではない
ここは、私自身がサイドFIREを目指す中で特に大切だと思っている部分です。
サイドFIREは、
目標金額に到達した瞬間がゴールではありません。
実際には、
- 生活費はいくらか
- 投資資産はいくらあるか
- 毎月いくら収入があるか
- 市場が暴落したらどうするか
- 税金や社会保険料はいくらか
- どのくらいの期間働くのか
など、いろいろなことを考える必要があります。
だから私は、
「5,000万円になったら即会社を辞める」
という考え方ではなく、
5,000万円を一つの大きな基準として、働き方や生活を柔軟に変えていく
ことを目指しています。

まとめ

サイドFIREに必要な資産額は、
人によって違います。
大切なのは、
「FIREするなら5,000万円必要」
と決めつけることではありません。
まずは、
①生活費を把握する
↓
②サイドFIRE後の収入を考える
↓
③不足する生活費を計算する
↓
④必要資産を逆算する
という順番で考えてみることです。
4%を目安にするなら、
必要資産=(年間生活費-年間労働収入)÷0.04
という計算ができます。
ただし、4%はあくまで目安。
サイドFIREの期間が長い場合は、より慎重な取り崩し率でもシミュレーションしておくことが大切です。
私自身は、
3,000万円を中間目標
そして、
5,000万円を最終目標
として、40代でのサイドFIREを目指しています。
NISAを活用しながら、オルカンやS&P500などへの長期投資を続け、
「普通の会社員でも再現できる資産形成」
を実践していきます。
資産形成は、短期間で結果を出すものではありません。
だからこそ、
無理なく、焦らず、継続する。
これからも実際の資産推移や投資状況を公開しながら、サイドFIREまでの過程を記録していきます。
この記事が、これからサイドFIREを目指す方の参考になれば嬉しいです。




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